データサイエンティストは、さまざまなスキルが必要ですが、それを証明するための資格を持っておくと、就活や転職活動時に有利に働きます。

まず、データサイエンティストに人気なのが、情報処理技術者試験です。これは情報処理推進機構が実施しており、レベルが4段階に分かれているので、自分の能力に合わせて試験を受けることが可能です。IT業界で働くうえでの基本的な知識を学べるため、他の仕事へ転職する時にも役立ちます。関連書籍がたくさん発売されており、独学でも学びやすい点が魅力です。

そして、高度な知識やスキルを学びたい人に人気のものといえば、データスペシャリスト試験でしょう。国家資格ゆえに難易度は高いですが、持っていればかなりのアピールポイントになります。

データスペシャリストに必要な統計学に関する知識をアピールできるのが、統計検定です。統計をとって分析する能力は、データサイエンティストの中でも特に重要なものといえます。統計検定を持っていれば、データサイエンティストとしての能力を十分アピールできるでしょう。レベルが5段階ありますが、基礎から学びたい人は準1級から始めてみるといいです。

他にも、日本ディープラーニング協会が主催するG検定やE資格、Pythonエンジニア育成推進協会が主催するPython3エンジニア認定基礎試験など、データサイエンティストに役立つ資格は数多くあります。データサイエンティストを目指している人は、資格取得を目指してみてはどうでしょうか。